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つみかさね

読めないを恐れず、つむ

個間子と邦子

日曜日の朝日新聞書評欄で紹介されていた書店員 波山個間子(1)<書店員 波山個間子> (it COMICS)が面白そうで、Kindleストアで即座に購入(こういう時に電子書籍は便利だなあと思う。思い立ったら、インターネット接続さえできればすぐに購入できるのだから*1

この漫画は書店員の波山個間子が店長に「ブックアドバイザー」に抜擢され、人とコミュニケーションを取るのが苦手な個間子が悪戦苦闘しながらも書店を訪れる人たちに本を勧めたり、本を通して交流したりする話である(と思う。一巻の途中までしか読んでないからわからない)。その中で、こんな場面があった。息子が小学生だった時に教科書を読んであげていたのだが、そこに載っていた小説をもう一度読みたい、というお客さんがやってくる。わずかなヒントから個間子はそれが向田邦子の『眠る盃』に収録されている「字のない葉書」であると突き止め、そのあらすじ*2を紹介しながら個間子は泣いてしまう・・・

今度は『眠る盃』を近所の本屋さんで即買いしてしまった。我ながら単純だなあと思いつつ、よくよく考えると初・向田邦子。敬遠していたわけじゃないけど、今まで縁がなかったので、これを機に読むのが楽しみ、

新装版 眠る盃 (講談社文庫)

新装版 眠る盃 (講談社文庫)

*1:と言いつつ、それが怖かったりもする。書店に行く時間も、Amazonからたった1日荷物が届く時間さえも我慢できなくなっていくような気がして

*2:お客さんは小説と勘違いしていたけど、実際はエッセイなのであらすじというか、内容?